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  • 2022.12.31 哲子の部屋

    大晦日

    大掃除もそこそに午前中からおせちの受け取りに鶴屋へ。追加の買い出しと遅ればせながら迎春準備の一日。子どもの頃はレコード大賞に、紅白歌合戦、ゆく年くる年、夜中の初詣とまさに大晦日は“ザ・昭和”な過ごし方をしていた気がします。ところで事務所には今年ももちゃんのお友達が仲間入りしました。10月4日生まれ、マメルリハアメリカンホワイトのそらくん(♂)です。やがて3ヶ月の幼鳥なのですが、毛並みがとても綺麗です。(誰の目にも、ももちゃんと違う…)人間にも肌質があるように小鳥にも生まれながらの毛質があるんだと思います。だいぶ私には慣れてくれましたが、肝心のももちゃんとは相性が最悪なのか?二人の今後にも注目していきます。

    2022.08.13 哲子の部屋

    スピリット・オブ・チック・コリアバンド

    初めまして
    6月から「中川哲子デザイン室」の3人目のスタッフとして加わりました本田史郎です。若い頃から音楽好きで、高校時代はバンドを組んでベースを担当していました。今も、休日には好きなミュージシャンのコンサートに足を運びます。昨日は、県立劇場で「スピリット・オブ・チック・コリアバンド」のライブを楽しみました。チック・コリアは、ジャズピアニストのレジェンドと言われる伝説のミュージシャンです。去年2月に亡くなり、その薫陶を受けた天草出身のマリンバ奏者ミカ・ストルツマンさんや、夫のクラリネット奏者リチャード・ストルツマン、これまたドラムのレジェンド、スティーブ・ガッドなど錚々たる顔ぶれのメンバーが揃い、チック・コリアのナンバーで故人をしのぶ演奏を繰り広げました。
     
    実は、私ジャズのコンサートを聴くのは初めての体験で、どんな姿勢で楽しんだらいいのか戸惑いながらの一夜でした。席は幸運にも前から2列目のほぼ中央という絶好のポジション。
    ほぼ正面に憧れのスティーブ・ガッドのドラムが鎮座ましましています。(写真は開演前)
    ライブは午後7時ぴったりにスタート。まずミカさんのMCで今夜の曲目の紹介などが行われ、いよいよ開演です。曲目毎に編成が変わり次々とチック・コリアの世界が披露されます。マリンバの音色を生で聴くのも初めて。その深みのある柔らかで芳醇な音色は静かに体中に染み渡ります。そしてスティーブ・ガッドの無駄な力の抜けた、それでいて要所では77歳とは思えない力強い一撃が体を揺さぶります。リチャードのクラリネットも亡きチック・コリアの魂に寄り添うかのような優しい音色で会場を包み込みます。
     
    なんと贅沢な夜だったことでしょう。もちろん、新アルバムCD「Spirit of Chick Corea」を買って帰り、帰宅後はその夜のステージを再体験しました。
    2022.06.4 哲子の部屋

    リアル“哲子の部屋”

    “哲子の部屋”については、これまた色々とイメージを膨らませること数年。いつかパリのアパルトマンのような仕事場にしたいと思い続けていました。夜な夜な仕事が一段落したところで気分転換はもっぱら海外のインテリア実例集をみること。いずれマンションを好きなように改装して…というのが私のささやかな夢でした。

    今回私が依頼したのはインテリアコーディネーターの堂上さん(株式会社エトレクルールデザインオフィス 代表取締役)。こんな感じでと以前からインテリアの相談をしていたこともあって、スピーディに対応して頂きました。南側の部屋は全てグレイベージュ無地のクロスで覆い白いモールディングを施しました。ワークスペースとの間仕切り(サンダーソン216338)と廊下には輸入クロスでアクセントを。さらにキッチンまわりをガラス建具で目隠し、食器棚、クローゼットの扉などの造作家具、加えてブラインドに椅子4脚もオーダー、ダウンライトの追加、既存の机2台も塗り替えて部屋の色調を揃えたい…などと欲望は果てしなく、しかし予算には限りがあり…悩むこと数日。結局今できることは全てやる!と決めました。

    ※写真は廊下に使用したフランス製のクロス。私はこれをどうしても使いたくてメーカーから見本も取り寄せていました。扉は全て茶系の木目なのですが、変則的なストライプで不思議と扉の重さが気にならなくなりました。

     

     

     

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